バックアップ/復元

バックアップ

astah* shareのデータのバックアップ方法を解説します。
バックアップには単純なデータコピーによるバックアップとスクリプトによるバックアップの2つの方法があります。

データコピーによるバックアップ手順

この手順によるバックアップ方法は「%ASTAH_SHARE%\data」フォルダのコピーを作成するだけです。
しかし、バックアップを正常に行うためにはastah* shareを停止した状態で作業を行う必要があります。

  1. 「%ASTAH_SHARE%\shutdown.bat」をダブルクリックして実行し、astah* shareを停止します。
  2. 正常に停止したら、「%ASTAH_SHARE%\data」フォルダを適当な場所にコピーします(例. D:\backup\data)。
コピーが完了するまで、astah* shareを起動しないでください。
データが正常にコピーされないことがあります。

スクリプトによるバックアップ手順

astah* shareを起動したままバックアップを行うサンプルスクリプトを提供しています(「%ASTAH_SHARE%\backup.bat」)。
このスクリプトを使用する場合、astah* shareを稼働させたままで作業を行う必要があります。

    1. 「%ASTAH_SHARE%\backup.bat」をダブルクリックして実行します。

    スクリプトの実行により、スクリプト内の「BACKUP_DIR」に指定したパスにバックアップが作成されます(%BACKUP_DIR%\バックアップ実施日時)。
    フォルダ内にbackup.zipファイルとprojectsフォルダがあればバックアップが終了しています。

    バックアップを作成するために、スクリプト内の「BACKUP_DIR」、「ASTAH_SHARE」の変数を環境に合わせて変更してください。
    下記の例では、バックアップ先を「D:\backup」、astah* shareインストールフォルダを「C:\astah-share-2_4」に設定しています。
    set BACKUP_DIR=D:\backup
    set ASTAH_SHARE=C:\astah-share-2_4

    復元

    astah* shareのデータの復元方法を解説します。
    復元には単純なデータコピーによる復元とスクリプトによる復元の2つの方法があります。

    データコピーによる復元手順

    この復元方法では、「データコピーによるバックアップ手順」で取得したバックアップデータを復元することができます。
    正常に復元するためには、astah* shareを停止した状態で作業を行う必要があります。
    astah* shareをバックアップしていたデータに戻す手順を説明します。

    1. 「%ASTAH_SHARE%\shutdown.bat」をダブルクリックして実行し、astah* shareを停止します。
    2. 正常に停止したら、バックアップしていたdataフォルダを「%ASTAH_SHARE%\data」にコピーします。

    復元が完了したらastah* shareを起動して正常に復元されていることを確認してください。

    コピーが完了するまで、astah* shareを起動しないでください。
    データが正常に復元されないことがあります。
    この復元方法では「スクリプトによるバックアップ手順」で取得したバックアップデータを復元することはできません。

    スクリプトによる復元手順

    この復元方法では、「スクリプトによるバックアップ手順」で作成したバックアップデータをastah* shareに復元することができます。
    正常に復元するためには、astah* shareを停止した状態で作業を行う必要があります。

    1. 「%ASTAH_SHARE%\restore.bat」をダブルクリックして実行します。

    コピーが完了したらastah* shareを起動して正常に復元されていることを確認してください。

    復元する対象を設定するために、スクリプト内の「BACKUP_DIR」、「ASTAH_SHARE」の変数を環境に合わせて変更してください。
    下記の例では復元元を「D:\backup\2009_10_19_08_00」、復元先のastah* shareインストールフォルダを「C:\astah-share-2_4」に設定しています。
    BACKUP_DIRには「D:\backup\2009_10_19_08_00」のように「スクリプトによるバックアップ手順」で作成されたフォルダを指定してください。
    set BACKUP_DIR=D:\backup\2009_10_19_08_00
    set ASTAH_SHARE=C:\astah-share-2_4