はじめに
日頃から格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申しあげます。

PlusPak for Windows Forms 8.0J(以下、本製品)は、 「レイアウト」「UIコントロール」「情報表示」「データ出力」「設計支援」の5つのカテゴリから構成され、業務システムに求められる機能の実現を広範囲に支援するコンポーネントセットです。 既存アプリケーションでも多様化するディスプレイ解像度に対応できるようにするリサイズコンポーネントや、画面領域を有効活用するための各種コンテナ、カレンダーやカラーピッカーなどの多彩なコントロール集、バーコードとPDFの生成コンポーネント、プロパティ管理用のツールを収録しています。 さまざまなアプリケーション開発に 本製品をご使用いただければ幸いです。

弊社のWebサイトでは、新製品情報、トライアル版・アップデートモジュール・カタログのダウンロード、テクニカル情報など、ソフトウェア開発に役立つホットな情報を満載しています。このリリースノートや製品ヘルプとあわせて、本製品のご利用に役立つことを願っております。

グレープシティ株式会社
〒981-3205 宮城県仙台市泉区紫山 3-1-4
http://www.grapecity.com/tools/

お問合せ
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使用上のご注意
1. コントロールの利用範囲
本製品はWindows フォーム用コントロールです。Windows フォームアプリケーション上で使用できますが、それ以外のプラットフォーム上では使用できません。

2. 製品ヘルプの表示方法
本製品の使用方法は製品ヘルプに記載されています。インストール後、スタートメニューやアプリビューに「PowerTools PlusPak for Windows Forms 8.0J」グループが登録されますので、その中のショートカットからヘルプを起動してください。


必要システム
本製品を使用するには、以下のハードウェアとソフトウェアが必要です。

ハードウェア
200MB 以上の空き領域を持つハードディスクドライブ


ソフトウェア
開発環境 開発ツール Visual Studio 2010/2012/2013/2015
※ Visual Studio Express Edition では、PropertyListツールおよびPropertyManagerツールは動作しません。
開発言語 Visual Basic/C#
OS Windows Vista/7/8/8.1/10/Server 2008/Server 2008 R2/Server 2012/Server 2012 R2
運用環境 フレームワーク .NET Framework 3.5 SP1/3.5 Client Profile/4/4 Client Profile/4.5/4.5.1/4.5.2/4.6
OS Windows Vista/7/8/8.1/10/Server 2008/Server 2008 R2/Server 2012/Server 2012 R2

■ 注記 ■



インストール
1. インストールの前に
2. インストール
本製品のインストール手順は、以下のとおりです。
  1. インストーラの実行

    Webサイトからダウンロードした以下のインストーラを実行します。

    • PlusPakWin8_yyyymmdd.exe
      (yyyymmddの部分は、インストーラのリリース時期によって変わります)

    ■ 注記 ■

    • 既存の環境にサービスパックとしてインストールする場合は、Windows Installerのバージョンチェックにより自動的に旧版がアンインストールされるため、手動でのアンインストールは不要です。
      旧版に戻したい場合は、自動アンインストールは行われませんので、手動でアンインストールした上で、あらためて旧版をインストールしてください。なお、旧版のインストーラは「更新履歴」からダウンロードできます。
    • トライアル版から製品版へ切り替える場合、製品の再インストールは不要です。詳細については「トライアル版」の「4.製品版への切り替え」をご覧ください。


  2. ライセンス認証

    本製品を使用するには、インストール後にライセンス認証の手続きを行う必要があります。詳細については「ライセンス認証」をご覧ください。

    ■ 注記 ■

    • サービスパック適用時など、すでに本製品のライセンス認証が行われている環境へインストールする場合は、再度ライセンス認証や認証解除の手続きを行う必要はありません。
    • 1つの製品版ライセンスを複数のマシンで交互に使用する場合は、既存のマシンでライセンス認証解除を行った上で、別のマシンでライセンス認証を行ってください。ライセンスのみの移動が可能ですので、その都度、製品を再インストールする必要はありません。

3. アンインストール
本製品のアンインストール手順は、以下のとおりです。
  1. ライセンス認証解除

    本製品のライセンスを別のマシンで使用するには、ライセンス認証解除の手続きを行う必要があります。詳細については「ライセンス認証」をご覧ください。

    ■ 注記 ■

    • ライセンス認証解除を行わずに別のマシンへインストールすると、ライセンス認証時に「ライセンスは他のコンピュータで既に使用されています」と表示され、製品を使用することができません。
    • ライセンス認証/認証解除の手続きに使用する「ライセンス認証マネージャー」は、製品をアンインストールしても削除されません。ライセンス認証解除を行わずにアンインストールした場合でも、ライセンス認証解除の手続きは可能です。
    • トライアル版にはライセンス認証解除の手続きはありませんので、アンインストールのみ行ってください。トライアル版のライセンスを別のマシンで使用することはできません。


  2. アンインストーラの実行

    コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」、「プログラムの追加と削除」、「プログラムのアンインストール」のいずれかから次の項目を実行(アンインストール)します。

    • PowerTools PlusPak for Windows Forms 8.0J xxx
    • PowerTools PlusPak for Windows Forms 8.0J Runtime xxx

    (xxxの部分は、インストールしたアセンブリ(サービスパック)のバージョンによって異なります)

    ■ 注記 ■

    • インストール時およびインストール後に作成されたファイルや、Visual Studioのツールボックスへ手動で追加した項目は、アンインストールしても削除されません。手動で削除してください。

4. ファイル構成
本製品のインストーラは、次の構成でファイルをコピーします。

ここをクリックすると、インストールコンテンツの一覧の表示/非表示が切り替わります。

5. 主要ファイルの説明
製品を構成する主要なファイルは以下のとおりです。

ここをクリックすると、主要ファイルの説明の表示/非表示が切り替わります。


ライセンス認証
本製品のライセンス認証(ソフトウェア・アクティベーション)は、製品が正規のライセンス数に応じた台数のマシンにインストールされていることを確認する目的で、製品のプロダクトキーとマシンの情報を取得するものです。

ライセンス認証および認証解除は、スタートメニュー(スタート画面)の[PowerTools ライセンス認証]−[PowerTools ライセンス認証マネージャー]を実行し、画面の指示に従って手続きします。ライセンス認証の詳細については、弊社Webサイトの下記ページや、製品と共にインストールされるライセンス認証マネージャーのヘルプをご覧ください。
■ 注記 ■



旧バージョンとの共存と移行
1. 旧バージョンとの共存
■ 注記 ■



2. 旧バージョンからの移行
本製品は下記の旧バージョン製品と互換性があり、本製品に付属する移行ツールでプロジェクトを移行できます。

  • PlusPak for Windows Forms 5.0J/6.0J/7.0J
  • InputMan for .NET 1.0J/2.0J/3.0J/4.0J Windows Forms Ed.の下記コントロール
      - BalloonTip(バルーンチップコンポーネント)
      - Calculator(電卓コントロール)
      - Calendar(カレンダーコントロール)
      - Container(コンテナコントロール)
      - FunctionKey(ファンクションキーコントロール)
      - KeyLock(キーロックコンポーネント)
  • TabPlus for .NET 1.0J/2.0J

    移行手順の詳細については、製品付属の「移行ガイド」をご覧ください。

    3. サービスパック適用時の移行
    • 本バージョンの旧版で作成したプロジェクトにサービスパックを適用する場合は、移行ツールを使用したプロジェクトの移行作業が必要となります。詳細については、製品ヘルプの「旧バージョンからの移行」や、弊社Webサイトのナレッジベースで公開されている「作成したプロジェクトを最新のService Packに移行する方法」をご覧ください。
    • 既存の開発環境へサービスパックをインストールした場合には、ツールボックスに登録されている本製品のコントロールを登録し直す必要があります。手順については、製品ヘルプの「コンポーネントをプロジェクトに組み込む」をご覧ください。

  • リサイズ機能の動作確認を実施したグレープシティ製品
    本製品では、以下のグレープシティ製品を使用して、リサイズ機能(GcResizeコンポーネント、GcApplicationResizeコンポーネント、GcResizePanelコントロール)の動作確認を行っています。本製品では、これらのコントロールを最適に使用するために「リサイズポリシー」を提供しています。詳細については、オンラインヘルプの「リサイズポリシー」、または製品ヘルプの「PlusPak の使い方」−「レイアウト」−「GcResize コンポーネント」−「リサイズポリシー」を参照してください。 また、「制限事項と注意点」の「サードパーティ製品」もあわせてご確認ください。

    制限事項と注意点
    以下に、本製品に関する既知の問題、制限事項、注意点について説明します。
    製品リリース後に判明した不具合や制限事項などについては、弊社Webサイトの「ナレッジベース」ページでご確認ください。

    全般
    GcApplicationResize/GcResize コンポーネント/GcResizePanel コントロール
    GcButton コントロール
    GcCalculator コントロール
    GcCalendar コントロール
    GcCheckedGroupBox コントロール
    GcClassicFunctionKey コントロール
    GcComboFrame コントロール
    GcFlowLayoutContainer コントロール
    GcFunctionKey コントロール
    GcKeyLock コンポーネント
    GcMouse
    GcPostalBarCode コントロール
    GcRadioGroupBox コントロール
    GcStylePlus コンポーネント
    GcTabControl コントロール
    GcTableLayoutContainer コントロール
    GcTrackBar コントロール
    PDF ライブラリ
    PropertyList ツール
    PropertyManager ツール
    サードパーティ製品

    ソフトウェア使用許諾契約書
    本製品の使用許諾契約書を弊社Webサイトの下記ページに掲載しております。 また、本製品のインストール前にも表示されますので、よくお読みのうえ、本製品をご使用ください。

    トライアル版
    本製品は、「ライセンス認証マネージャー」を実行し、トライアル版のプロダクトキーを入力してライセンス認証を行うことでトライアル版として動作します。ここではトライアル版の使用に際し、ご注意いただきたい点について説明します。

    1. トライアル版と製品版との相違点
    トライアル版は、製品の機能評価を目的に提供される限定的なライセンスです。製品版と機能的な相違はありませんが、以下の制限があります。

    2. ライセンス認証
    本製品をトライアル版として使用するには、トライアル版のプロダクトキーを使用してライセンス認証を行う必要があります。ライセンス認証の詳細については、「ライセンス認証」を参照してください。

    3. トライアル版の使用期間
    トライアル版は使用期間が定められており、お客様はこの使用期間内に限り本製品をトライアル版として使用できます。

    トライアル版の使用期間が終了した場合は、製品版のライセンスへ切り替えてご利用いただくか、製品自体をアンインストールしてください。製品版への切り替えについては「4.製品版への切り替え」を参照してください。

    4. 製品版への切り替え
    「ライセンス認証マネージャー」を実行し、製品版のプロダクトキーを入力してライセンス認証を行うことにより、トライアル版から製品版へライセンスを切り替えることができます。製品版への切り替えは、トライアル版の使用期間内、使用期間終了後のどちらでも可能です。また切り替えの際に製品のアンインストールや再インストールは必要ありません。

    ■ 注記 ■

    製品版にライセンスを切り替えた後は、必ずソリューション(プロジェクト)のリビルドを行ってください。これによりトライアル版のライセンス情報のキャッシュがクリアされ、プロジェクトに製品版のライセンスが付与されます。


    サポートサービス
    製品のユーザー様は、下記のサポートサービスを無償でご利用いただけます。

    1. サービス内容
    2. サポートサービスの提供期間
    サポート期間終了後、E-mailサポートは利用できなくなります。また、ナレッジベースの更新や新規修正版の提供も終了します。
    サービス内容の詳細は「サポートポリシー」ページを、サポート期間の詳細は「製品のサポート状況」ページをご覧ください。

    更新履歴
    本製品の更新内容をバージョンごとに解説します。項目名をクリックするとその内容が表示されます。


    ●2015年9月18日(Service Pack 1)
    Assembly Version : 8.0.2015.918
    File Version : 8.0.2015.0918
    ●2015年5月27日(初版)
    Assembly Version : 8.0.2015.527
    File Version : 8.0.2015.527

    Copyright © 2008-2015 GrapeCity inc. All rights reserved.

    【商標および登録商標】
    ・Microsoft、Windows、Visual Studio、Visual Basicは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
    ・GrapeCity、PowerToolsはグレープシティ株式会社の登録商標です。
    ・PlusPak、ActiveReports、CalendarGrid、ComponentOne、InputMan、JPAddress、LEADTOOLS、MultiRow、SPREAD、TabPlus、SoftwareActivationはグレープシティ株式会社の商標です。
    ・その他記載されている製品名は各社の登録商標または商標です。
    ・「™」マークまたは「®」マークの記載を省略している場合があります。