日頃から格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申しあげます。
Secure Mail for .NET 4.0J(以下、
本製品)は、E-メールの送受信を容易に実現する強力なツールで、SSL対応のSMTP、POP3、IMAP4をサポートする3つのコントロールから構成されます。Windowsアプリケーション、Webアプリケーション、WPFアプリケーションなど幅広い環境で使用可能です。
また、開発環境としては、
Visual Studio 2010/2012/2013でご利用いただけます。
弊社のWebサイトでは、新製品情報、トライアル版・アップデートモジュール・カタログのダウンロード、テクニカル情報など、ソフトウェア開発に役立つホットな情報を満載しています。このリリースノートや製品ヘルプとあわせて、本製品のご利用に役立つことを願っております。
グレープシティ株式会社
〒981-3205 宮城県仙台市泉区紫山 3-1-4
http://www.grapecity.com/tools/
お問合せ
http://www.grapecity.com/tools/aboutus/contact
1. 製品ヘルプの表示方法
本製品の
使用方法は製品ヘルプに記載されています。インストール後、スタートメニューに「PowerTools Secure Mail for .NET 4.0J」グループが登録されますので、その中のショートカットからヘルプを起動してください。
Windows 8以降のスタート画面上に「PowerTools Secure Mail for .NET 4.0J」グループを表示するには、画面下部のアプリバーで[すべてのアプリ] ボタンをクリックしてください。
なお、Visual Studio 2010環境へ製品をインストールし、MS Help Viewer形式の製品ヘルプを表示するためには、ヘルプライブラリマネージャーの設定で「ローカルヘルプを使用する」が選択されている必要があります。
■ 注記 ■
- ヘルプライブラリマネージャー上で「オンラインヘルプ」が選択されている場合、製品ヘルプを表示できず、「ページが見つかりません」等のエラーが発生します。
以下の手順で、ヘルプライブラリマネージャーの設定を行ってください。
- Visual Studio 2010を起動します。
- メニューの[ヘルプ]−[ヘルプ設定の管理]を選択し、「ヘルプライブラリマネージャー」を起動します。
- 起動メニューから「オンラインまたはローカルファイルヘルプの選択」をクリックします
- 設定画面にて、「ローカルヘルプを使用する」を選択し、[OK]をクリックします。既にローカルヘルプが選択されている場合は[キャンセル]をクリックします。
- [終了]をクリックしてヘルプライブラリマネージャーを閉じます。
詳細については、弊社Webサイトのナレッジベースで公開されている「
Visual Studio 2010環境でヘルプを表示するための設定方法」をご覧ください。
■ 参考情報 ■
- 弊社では、Visual Studio 2010のヘルプ(Microsoft Help Viewer)に不足している機能を補うヘルプ拡張ツール「GrapeCity ヘルプビューワ」を、マイクロソフト社のWebサイト「Visual Studio Gallery」で公開しています。「GrapeCity ヘルプビューワ」は目次の階層表示やキーワード検索、テキスト検索などの機能を補完し、Visual Studio 2010ヘルプの使い勝手や視認性を向上します。Visual Studio 2010でのソフトウェア開発にお役立てください。
- 製品ヘルプや本リリースノート以外の技術資料については、弊社Webサイトのナレッジベースで公開されている「製品に関する書籍(解説本や参考書など)はありますか?」をご覧ください。
2. 開発環境で Secure iNetSuite for .NET 4.0Jと共存した場合
同じ開発環境に本製品と Secure iNetSuite for .NET 4.0J(以下、iNetSuite) をインストールした場合、iNetSuiteをアンインストールすると、本製品の製品ヘルプの登録が解除され、ヘルプビューワで表示されなくなります。
本製品のインストールフォルダにヘルプファイルが保存されていますので、ヘルプライブラリマネージャーで「ディスクからコンテンツをインストール」を実行し、以下のフォルダにある「helpcontentsetup.msha」を選択してヘルプビューワに追加して表示してください。
<インストールフォルダ>\
Help\
helpcontentsetup.msha
本製品を使用するには、以下のハードウェアとソフトウェアが必要です。
ハードウェア
30MB 以上の空き領域を持つハードディスクドライブ
ソフトウェア
開発環境 |
開発ツール |
Visual Studio 2010/2012/2013 |
開発言語 |
Visual Basic/C# |
Web サーバー |
Internet Information Services (必須ではありません) |
OS |
Windows 7/8/8.1/Server 2008/Server 2008 R2/Server 2012/Server 2012 R2 |
運用環境 |
フレームワーク |
.NET Framework 4/4 Client Profile/4.5/4.5.1/4.5.2 |
OS |
Windows 7/8/8.1/Server 2008/Server 2008 R2/Server 2012/Server 2012 R2 |
Web サーバー |
Internet Information Services |
ブラウザ |
Internet Explorer 8/9/10/11 |
■ 注記 ■
- 対応ソフトウェアはすべて日本語版のみです。日本語版以外の環境での動作は保証していません。
- 32ビット(x86)および64ビット(x64)の両環境に対応しています。
- 対応環境の詳細や最新情報については、「製品の対応環境」ページをご覧ください。
1. インストールの前に
- インストール/アンインストールおよびライセンス認証/認証解除の手続きは、レジストリ操作などの処理を伴うため、Administrator権限のユーザーで行う必要があります。
- インストール/アンインストールの前には、Visual Studio、およびヘルプライブラリエージェントを終了してください。
- インストール/アンインストール時の注意事項や問題発生時の対処方法については、弊社Webサイトのナレッジベースで公開されている「製品インストール/アンインストール時のトラブルシューティング」をご覧ください。
2. インストール
本製品のインストール手順は、以下のとおりです。
-
インストーラの実行
Webサイトからダウンロードした、以下のインストーラを実行します。
- SecureMail4_yyyymmdd.exe
(yyyymmddの部分は、インストーラのリリース時期によって変わります)
■ 注記 ■
- 既存の環境にサービスパックとしてインストールする場合は、Windows Installerのバージョンチェックにより自動的に旧版がアンインストールされるため、手動でのアンインストールは不要です。
旧版に戻したい場合は、自動アンインストールは行われませんので、手動でアンインストールした上で、あらためて旧版をインストールしてください。なお、旧版のインストーラは「更新履歴」からダウンロードできます。
- トライアル版から製品版へ切り替える場合、製品の再インストールは不要です。詳細については「トライアル版」の「4.製品版への切り替え」をご覧ください。
-
ライセンス認証
本製品を使用するには、インストール後にライセンス認証の手続きを行う必要があります。詳細については「ライセンス認証」をご覧ください。
■ 注記 ■
- サービスパック適用時など、すでに本製品のライセンス認証が行われている環境へインストールする場合は、再度ライセンス認証や認証解除の手続きを行う必要はありません。
- 1つの製品版ライセンスを複数のマシンで交互に使用する場合は、既存のマシンでライセンス認証解除を行った上で、別のマシンでライセンス認証を行ってください。ライセンスのみの移動が可能ですので、その都度、製品を再インストールする必要はありません。
3. アンインストール
本製品のアンインストール手順は、以下のとおりです。
-
ライセンス認証解除
本製品のライセンスを別のマシンで使用するには、ライセンス認証解除の手続きを行う必要があります。詳細については「ライセンス認証」をご覧ください。
■ 注記 ■
- ライセンス認証解除を行わずに別のマシンへインストールすると、ライセンス認証時に「ライセンスは他のコンピュータで既に使用されています」と表示され、製品を使用することができません。
- ライセンス認証/認証解除の手続きに使用する「ライセンス認証マネージャー」は、製品をアンインストールしても削除されません。ライセンス認証解除を行わずにアンインストールした場合でも、ライセンス認証解除の手続きは可能です。
- トライアル版にはライセンス認証解除の手続きはありませんので、アンインストールのみ行ってください。トライアル版のライセンスを別のマシンで使用することはできません。
-
アンインストーラの実行
コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」、「プログラムの追加と削除」、「プログラムのアンインストール」のいずれかから次の項目を実行(アンインストール)します。
- PowerTools Secure Mail for .NET 4.0J xxx
(xxxの部分は、インストールしたアセンブリ(サービスパック)のバージョンによって異なります)
■ 注記 ■
- インストール時およびインストール後に作成されたファイルや、Visual Studioのツールボックスへ手動で追加した項目は、アンインストールしても削除されません。手動で削除してください。
4. ファイル構成
本製品のインストーラは、次の構成でファイルをコピーします。
ここをクリックすると、インストールコンテンツの一覧の表示/非表示が切り替わります。
<インストールフォルダ>\
ReleaseNote_Mail42119.htm
Bin\
v4.2.1.19\
Dart.Mail.dll
Dart.Mail.xml
ja\
Dart.Mail.resources.dll
Doc\
secureinetsuite4_newspec.pdf
Help\
helpcontentsetup.msha
SecureMail4.cab
SecureMail4.chm
Samples\
Sample.html
Secure Mail for .NET 4.0J Samples.zip
Tool\
SecureMailMigrationTool.exe
移行ツールヘルプ.html
images\
SecureMailMigrationTool.png
MigrationTool.png
Note.gif
5. 主要ファイルの説明
製品を構成する主要なファイルは以下のとおりです。
ここをクリックすると、主要ファイルの説明の表示/非表示が切り替わります。
ファイル名 | 説明 |
Dart.Mail.dll | 本体アセンブリ アセンブリバージョン: 4.2.1.19 ファイルバージョン: 4.2.1.19 |
Dart.Mail.resources.dll | 本体アセンブリのサテライトリソース アセンブリバージョン: 4.2.1.19 ファイルバージョン: 4.2.1.19 |
SecureMailMigrationTool.exe | 移行ツール |
移行ツールヘルプ.html | 移行ツールのヘルプ |
ReleaseNote_Mail42119.htm | リリースノート (このファイル) |
本製品のライセンス認証(ソフトウェア・アクティベーション)は、製品が正規のライセンス数に応じた台数のマシンにインストールされていることを確認する目的で、製品のプロダクトキーとマシンの情報を取得するものです。
ライセンス認証および認証解除は、スタートメニュー(スタート画面)の[PowerTools ライセンス認証]−[PowerTools ライセンス認証マネージャー]を実行し、画面の指示に従って手続きします。ライセンス認証の詳細については、弊社Webサイトの下記ページや、製品と共にインストールされるライセンス認証マネージャーのヘルプをご覧ください。
■ 注記 ■
- ライセンス認証マネージャーのヘルプ(SAManager.chm)は、スタートメニュー(スタート画面)の[PowerTools ライセンス認証]−[PowerTools ライセンス認証マネージャー ヘルプ]で表示できます。
1. 旧バージョンとの共存
- 本製品は、同一の環境で、以下の旧バージョン製品と共存することが可能です。
- iNetSuite for .NET 1.0J、Secure iNetSuite 2.0J/2.5J
- Mail for .NET 1.0J、Secure Mail 2.0J
ただし、本製品と旧バージョン製品とは対応環境が異なるため、共存した場合どちらかの製品が動作保証外の環境でのご利用となる可能性がございますのでご注意ください。
- 本製品の旧版と新版(例:4.0J 初版と4.0J SP1)とは、開発環境へ同時にインストールできません。ただし、運用環境では、各バージョンで作成したアプリケーションの共存が可能です。
■ 注記 ■
- 1つのプロジェクト内で同時に複数のバージョンの製品を使用することはできません。
- 運用環境で共存させる場合は、アプリケーション(EXE)と同じフォルダ内に対象バージョンのアセンブリDLLファイルを配置するか、アセンブリDLLファイルをグローバルアセンブリキャッシュ(GAC)へ登録してください。
- 本製品には旧バージョン製品を使用するためのライセンスは含まれません。
2. 旧バージョンからの移行
本製品は、旧バージョンとは異なる設計で新たに開発されたコンポーネントです。旧バージョンとの間に互換性はなく、移行ツールなども用意されておりません。
そのため、旧バージョンで作成されたプロジェクトを本製品へ移行する場合は、本製品の仕様に基づき、アプリケーションを作成しなおす必要があります。
製品ヘルプの「旧バージョンからの移行」に、旧バージョンとの違いやメンバ対応表を収録しておりますので、プロジェクト移行時の参考情報としてご活用ください。
3. ActiveX製品からの移行
本製品は、ActiveX製品(Visual Basic 6.0以前)のiNetMail 1.0J(iNetSuite 1.0J)との間に互換性はなく、移行ツール等も用意されておりません。そのため、ActiveX製品を使用したVBアプリケーションを本製品へ移行する場合は、新規の.NETアプリケーションとして開発し直す必要があります。
4. サービスパック適用時の移行
- 本バージョンの旧版(初版等)で作成したプロジェクトにサービスパックを適用する場合は、移行ツールを使用したプロジェクトの移行作業が必要となります。移行ツールの使用方法については、移行ツールのヘルプをご覧ください。
移行ツールおよび移行ツールのヘルプは、スタートメニューの[PowerTools Secure Mail for .NET 4.0J] - [ツール] または<インストールフォルダ>\Tool にあります。
- 既存の開発環境へサービスパックをインストールした場合には、ツールボックスに登録されている本製品のコントロールを登録し直す必要があります。手順については、製品ヘルプの「基本的な使用方法」-「インストール後に必要な設定 」-「ツールボックスへの登録 」をご覧ください。
以下に、本製品に関する既知の問題、制限事項、注意点について説明します。
製品リリース後に判明した不具合や制限事項などについては、弊社Webサイトの「
ナレッジベース」ページでご確認ください。
注意点
- 本製品の使用方法として、プロジェクトの種類によって「フォーム」や「コンポーネントデザイナー」などの「デザイナー」に配置する方法と、プロジェクトの参照設定に追加して使用する方法があります。
具体的な手順については、製品ヘルプの「コンポーネントの使用手順」をご覧ください。
- レンタルサーバー(ホスティングサーバー)など、Medium信頼レベルの運用環境で使用する場合は、本製品のアセンブリDLLファイルをGACに登録する必要があります。使用方法の詳細は、製品ヘルプの「Medium信頼レベル環境へのアプリケーションの配置」をご覧ください。
- MailMessageクラスを使用するには、licenses.licxファイルに次のコードを追加する必要があります。
Dart.Mail.MailMessage, Dart.Mail
- メールを作成する場合、デフォルトでは SHIFT_JIS でエンコードされます。メールを JIS(ISO-2022-JP)で作成する場合は、MailMessageクラスのインスタンスを生成する前に 次のようにEncodingMapプロパティを設定します。
[Visual Basicの場合]
Dart.Mail.Part.EncodingMap("default") = System.Text.Encoding.GetEncoding("iso-2022-jp")
[C#の場合]
Dart.Mail.Part.EncodingMap["default"] = System.Text.Encoding.GetEncoding("iso-2022-jp");
- 添付ファイルが「inline」で送信されたメールを受信した場合、添付ファイルは MailMessageクラスの Attachmentsではなく Resourcesに格納されます。こちらに格納されたファイルは次のようなコードで保存することができます。
[Visual Basicの場合]
For Each r As Dart.Mail.Resource In msg.Resources
Try
If Not r.ContentDisposition Is Nothing AndAlso r.ContentDisposition.Inline Then
Using f As New IO.FileStream(r.ContentDisposition.FileName, IO.FileMode.Create)
r.GetContentStream.CopyTo(f)
End Using
End If
Catch ex As Exception
End Try
Next
[C#の場合]
foreach (Dart.Mail.Resource r in msg.Resources)
{
try
{
if (r.ContentDisposition != null && r.ContentDisposition.Inline)
{
using (System.IO.FileStream f = new System.IO.FileStream(r.ContentDisposition.FileName, System.IO.FileMode.Create))
{
r.GetContentStream.CopyTo(f);
}
}
}
catch (Exception ex)
{
}
}
- Attachment.Directoryプロパティにフォルダ名のみ設定して、添付ファイル付のメールを取得した場合、MailMessage.Disposeメソッドを実行しても、添付ファイルの一時ファイルが削除されません。
Attachment.Directoryプロパティに、一時ファイルを作成するフォルダのフルパスを設定して下さい。
- ImapのMailbox.SearchメソッドでImapSearchParameterのパラメータに日本語の文字列を指定すると、期待する動作にならない場合があります。
IMAP4の仕様をきめたRFC 2060 「6.4.4. SEARCH Command」では、検索時の仕様が日本語を考慮していないため、実行結果はIMAPサーバーの実装によります。
1. 適用の対象
本契約は、お客様とグレープシティとの間で、本製品の使用の権利を許諾する条件を定めるものです。お客様が本契約の内容を受諾した場合に限り、グレープシティは本製品を使用する非独占的かつ譲渡不能な権利をお客様に対して許諾します。
2. インストールおよび使用に関する権利
- お客様は、本製品を単一のコンピュータにインストールすることができます。ただし、お客様が本製品を同時に使用しないという条件で、お客様ご自身が使用する他のコンピュータにもインストールすることができます(「インストール」とは、本製品に含まれるファイルをコンピュータの記録媒体にコピーすることをいいます)。
- インストールした状態で、本製品に含まれるファイルをコーディング・コンパイル・リンク・デバッグに用いることを「使用する」といいます。この使用許諾を「開発ライセンス」といい、お客様が本製品を使用するコンピュータ上でライセンス認証を行った場合に限り許諾されます。お客様は、開発ライセンス1つにつき、本製品を特定の1台の物理または仮想化コンピュータ上で使用できます。また、本製品の機能を直接呼び出すコードを記述しない場合であっても、コンパイル・リンク・デバッグに本製品に含まれるファイルを用いるのであれば、使用するとみなし開発ライセンスが必要となります。
- お客様は1つの開発ライセンスを同時に複数の開発者で共有することはできません。たとえば、サーバーコンピュータ上に本製品をインストールし、複数のコンピュータを接続して使用する場合は、使用する台数分の開発ライセンスが必要となります。
- 本製品のコンポーネントは、たとえ複数含まれている場合であっても1つの製品として使用を許諾されています。お客様はコンポーネントを分離し、複数のコンピュータで使用することはできません。
- お客様は、事前にライセンス認証の解除を行った場合に限り、使用するコンピュータを変更することができます。仮想化コンピュータ上で使用している場合に、仮想化コンピュータを実行しているホストコンピュータを変更または移動する場合も事前にライセンス認証の解除が必要です。ただし、ハードウェアの故障など、製品を恒久的に使用できない状態に陥った場合には、グレープシティに申請を行った上、新たなコンピュータ上で製品を使用することができます。
- お客様はお客様のアプリケーションを開発するために本製品に含まれるサンプルコードを改変して使用できます。
3. 配布ライセンス
- クライアントアプリケーションの場合
お客様は、お客様が本製品を用いて開発したクライアントアプリケーションに、本製品の再配布可能ファイルを組み込み、数量の制限なく配布することができます。クライアントアプリケーションとは、クライアントコンピュータ上のみで実行されるアプリケーションで、本製品の機能をネットワークを介して他のクライアントコンピュータへ提供する形態ではないもの、なおかつユーザーとの対話を伴わず、一括で連続して処理する(バッチ)形態ではないものをいいます。また、再配布可能ファイルとは、本製品のドキュメントに再配布可能である旨が記載されているファイルのことをいいます。
- サーバーアプリケーションの場合
本条項は、お客様が本契約に追加する形で、別途「コアサーバーライセンス」を取得した場合に限り適用されるものとします。
お客様は、お客様が本製品を用いて開発したサーバーアプリケーションに、本製品の再配布可能ファイルを組み込み、配布することができます。サーバーアプリケーションとは、本製品の機能をネットワークを介して他のクライアントコンピュータへ提供する形態のもの、もしくはユーザーとの対話を伴わず、一括で連続して処理する(バッチ)形態のものをいいます。アプリケーションプログラムの形式(EXEやDLL、あるいはサービスプログラム等)は問いません。また、再配布可能ファイルとは、本製品のドキュメントに再配布可能である旨が記載されているファイルのことをいいます。
(補足) コアサーバーライセンスに関する説明
- サーバーアプリケーションを実行する、配布先コンピュータのCPUコア数に応じて、必要な数量のコアサーバーライセンスを2コア単位で取得する必要があります。CPUコア数が1の場合でも2コアライセンスが一つ必要です。また2コアライセンスをCPUコア数が1のコンピュータ2台に割り当てることはできません。必要なライセンス数は、接続するクライアントコンピュータの台数および実行するアプリケーションの数には関係しません。
- コアサーバーライセンスは、異なる組織間で共有することはできません。レンタルサーバー等、たとえ同一のサーバーへアプリケーションを配布する場合であっても、コアサーバーライセンスはそれぞれの組織で必要です。
- サーバーが負荷分散構成または冗長化構成の場合、サーバーの稼動の有無に関わらず、本製品の再配布可能ファイルを配布するサーバーの台数分、コアサーバーライセンスが必要となります。
- 本製品を用いて開発したサーバーアプリケーションの運用で通常使用するサーバー(以下「メインサーバー」といいます)が何らかの障害により運用不能となり、緊急の対策として別のサーバー(以下「サブサーバー」といいます)環境を構築する場合は、メインサーバーが復旧するまで一時的に本製品の再配布可能ファイルをサブサーバーに配布することができます。ただし、メインサーバー復旧後は、速やかにサブサーバーから本製品の再配布可能ファイルを消去するものとします。メインサーバーが復旧し、運用再開後も継続してサブサーバーを保持する場合は、サブサーバーの稼動の有無に関わらず、新たにコアサーバーライセンスが必要となります。また、障害発生時のバックアップシステムとしてサブサーバーをあらかじめ構築する場合、本製品の再配布可能ファイルを配布するサーバーの台数分、コアサーバーライセンスが必要となります。
- アプリケーションのテストを目的にメインサーバーとは別にテストサーバーを構築する場合は、テストが完了するまで一時的(3ヶ月を限度とし、それを超える場合はコアサーバーライセンスが必要です)に本製品の再配布可能ファイルをテストサーバーに配布することができます。ただし、アプリケーションのテスト終了後は、速やかにテストサーバーから本製品の再配布可能ファイルを消去するものとします。
- 配布先のコンピュータが物理環境ではなく仮想化環境の場合、その仮想化環境へ割り当てたCPUコア数に応じて、必要な数量のコアサーバーライセンスを取得する必要があります。
4. 著作権、知的財産権
- 本製品の著作権その他の知的財産権は、グレープシティまたは開発元にあり、日本国の著作権法その他の知的財産権に関する法律、ならびに国際著作権条約により保護されております。あらかじめ許諾された範囲外での使用は、処罰の対象となることがあります。
- 本製品の再配布可能ファイルを組み込む製品には、本製品の著作権を明記しなければなりません。この著作権表示は以下のような形態で、マニュアル、アプリケーション内のいずれかに行う必要があります。
Secure Mail for .NET
Copyright (C) 2003-2013 Dart Communications
- 本製品からアクセスされ表示・利用できる各コンテンツについての著作権その他の知的財産権は、各情報コンテンツ提供会社の財産であり、著作権法およびその他の知的財産権に関する法律ならびに条約によって保護されています。
- 本製品にグレープシティまたは開発元以外の第三者から提供される各コンテンツが含まれる場合、それらの著作権その他の知的財産権は、提供者である第三者に帰属します。
5. 禁止事項
- お客様は本製品のライセンスを譲渡、販売、転貸することはできません。
- お客様はバックアップを目的とする以外に本製品を複製することはできません。
- お客様は本製品をリバースエンジニアリング、逆コンパイル、または逆アセンブルすることはできません。
- お客様はアプリケーション開発を目的とした製品(アプリケーションやツール、ライブラリ等)を販売するために本製品を使用することはできません。
- お客様は、本製品のプロダクトキーを第三者に対して開示、漏えいすることはできません。
- お客様は、本製品のドキュメントに再配布可能ファイルと記載されているファイル以外を配布することはできません。
- 再配布可能ファイルの配布は、お客様が本製品を用いて開発したアプリケーションとともに行われる場合に限り許諾されます。再配布可能ファイルのみを単独で配布することはできません。
6. 限定保証
- 本製品にグレープシティの責に帰すべき物理的な欠陥(インストール用媒体の破損など)があった場合、本製品購入後30日以内に限り、無償で欠陥のない製品と交換するか、またはその製品と引き換えに購入代金相当額を限度とする対価を支払います。
- 本製品は、本条項の(1)を除き、明示または黙示を問わず、パフォーマンスや商品性、あるいは特定目的の適切性についてのみならず他のいかなる保証もなく、"現状のまま"提供されるものです。本製品がお客様の要望にかなうものであること、本製品を用いたアプリケーションプログラムが中断することなく動作すること、本製品に誤りがないこと、本製品の欠陥が修正されること、ならびに本製品の正確性や信頼性について、グレープシティおよび開発元は一切の保証かつ表明を行いません。本製品に含まれる情報またはグレープシティのWebサイトや広告等に記載の文書は、説明のみを目的としたものであり、正確性または完全性を保証および表明するものではなく、グレープシティおよび開発元が責任を負うものではありません。
7. 責任の制限
- 本製品の使用により、お客様あるいはお客様以外の第三者にビジネス機会の喪失、信用の損失、業務の中断、コンピュータの誤動作または機能障害を含むいかなる種類の結果的、特別的、派生的もしくは間接的な損害が生じても、契約責任、不法行為責任、その他の法的責任に関し、グレープシティおよび開発元は、一切その責任を負いません。たとえ、これらの損害の可能性について示唆されていた場合、あるいは予見し得た場合でも同様とします。グレープシティおよび開発元は、本製品または本製品の使用に起因もしくは関連して、お客様と第三者との間に生じたいかなる紛争についても、一切責任を負わないものとします。
- お客様は、本製品が機能上の制限、不具合、欠陥およびコンピュータやソフトウェアに障害もしくはデータの欠落を引き起こす可能性があることを認識するものとします。本製品がお客様の要求を十分に満たすかどうかは、お客様自身で決定しなければなりません。また、本製品の使用および本製品の再配布可能ファイルの配布は、お客様の責任で行うものとし、お客様はこれを承認します。
8. 使用状況の記録と監査
- お客様は、本製品の使用状況をグレープシティに明らかにできるよう、常に適切な記録をとり、注意を払ってこれを保管しなければなりません。
- グレープシティはお客様に対し、お客様の組織全体で使用されている本製品について、有効なライセンス数と実際に使用されているライセンス数とを調査する内部監査の実施を請求することができるものとします。かかる内部監査の請求はお客様に事前に書面で通知され、お客様は内部監査の結果にもとづき、本製品の適正な使用を証明する文書をお客様の権限ある役員の署名入りでグレープシティに提出するものとします。
- グレープシティはお客様に対し、本契約の遵守を是認するために、お客様が所属する企業の本社または各事業所などに立ち入って監査する権利を有するものとします。ただし、かかる監査は15日前までにお客様に書面で通知され、グレープシティまたはグレープシティが指定する第三者によりお客様の営業時間内に、事業活動を不当に妨害しない方法で任意監査することとします。
- 監査の結果、お客様による本製品の使用が、許諾された範囲を超えることが判明した場合、お客様は超過使用のライセンスについてグレープシティが指定する超過料金の請求を受け、未払いのライセンス料を本契約に従って支払わなければなりません。
9. 契約期間
- お客様が、本製品に含まれるインストール用媒体のパッケージを開封するか、インストール時に「同意する」または「はい」などの同意を意味する表示を電子的にクリックする、もしくは機能解除を行う特定のキーをグレープシティから受領した日から本契約に同意したものとみなし、その時点より本契約が発効します。
- お客様が、本契約の条項のいずれかに違反した場合、本契約は自動的に終了します。この場合、本製品の購入代金は返還いたしません。
- グレープシティは、お客様への通知またはWebサイト上での表明を行うことにより、いつでも本契約を終了させることができます。
10. 契約の終了
- お客様は、グレープシティから購入した本製品と説明書などを含む添付品、およびその複製物のすべてを破棄し、その旨を証明する文書をグレープシティに送付することにより本契約を終了させることができるものとします。
- お客様は、理由の如何を問わず、本契約の終了について、グレープシティに対して補償金その他のいかなる名目での支払いも請求することはできないものとします。
- 本契約の終了と同時に、お客様に与えられていた使用許諾はすべて終了します。お客様は直ちに本製品をアンインストールし、本製品の一切の利用を中止することとします。
- 本契約の終了後も「著作権、知的財産権」、「禁止事項」、「限定保証」、「責任の制限」、「個人情報の収集および保護」に関する事項は有効とします。
- お客様、またはグレープシティの役員または使用人が暴力団、暴力団員、暴力団関係企業・団体またはその関係者、その他反社会的勢力であることが判明したときは、相手方は何らかの通知、催告を要せず直ちに本契約を解除できるものとします。
11. 製品内容の変更
- グレープシティはお客様に対する何らの予告なしに本製品の仕様を変更することがあります。
- グレープシティは、本製品改良のため、お客様に対する何らの予告なしにプログラムの改変を行うことがあります。
12. トライアルライセンス
トライアルライセンスは、本製品を評価する目的においてのみ使用が許諾されるライセンスであり、使用期間が定められています。お客様がお持ちのライセンスがトライアルライセンスの場合、本条項が本契約の他の条項に優先するものとします。
- トライアルライセンスは、お客様が本製品を使用するコンピュータ上でライセンス認証を行った場合に限り許諾されます。トライアルライセンスでは、一度ライセンス認証を行ったコンピュータを後から変更することはできません。
- トライアルライセンスは、本製品の評価の目的にのみ使用することができます。評価目的での使用とは、本製品の購入を検討するために本製品の機能を使用することをいい、お客様は開発・保守・運用・販売・配布を目的にトライアルライセンスを使用することはできません。トライアルライセンスでは、配布ライセンスは許諾されません。
- お客様は、定められた使用期間を超えてトライアルライセンスを使用することはできません。
- 本製品の開発ライセンスを既にお持ちのお客様は、トライアルライセンスを使用することはできません。
- トライアルライセンスを使用した結果については、グレープシティはいかなる保証も行いません。トライアルライセンスの使用によりお客様または第三者が被った直接的、または間接的ないかなる損害についても一切の責任を負いません。
13. 個人情報の収集および保護
グレープシティは、「ユーザー登録」によりお客様から提供をうけた個人情報(個人情報の保護に関する法律に定める「個人情報」をいいます)を適切に管理し、お客様の承諾を得た会社以外の第三者に提供、開示等一切いたしません。
14. 輸出管理
本製品および本製品を使用するソフトウェアを日本国外に持ち出す場合(再輸出を含む)、日本国内外の輸出管理に関連する法規を遵守する必要があります。
15. 準拠法、合意管轄
本契約書は、日本国法に準拠するものとします。
本契約に関する訴訟については、グレープシティの本社所在地を管轄する地方裁判所をもって第一審の専属的合意管轄とします。
SMNSLA-MLT-10-14
Secure Mail for .NET 4.0J
本製品は、「ライセンス認証マネージャー」を実行し、トライアル版のプロダクトキーを入力してライセンス認証を行うことでトライアル版として動作します。ここではトライアル版の使用に際し、ご注意いただきたい点について説明します。
1. トライアル版と製品版との相違点
トライアル版は、製品の機能評価を目的に提供される限定的なライセンスです。製品版と機能的な相違はありませんが、以下の制限があります。
- 使用できる期間に限りがあります。使用期間の詳細は「3.トライアル版の使用期間」を参照してください。
- 作成したアプリケーションを配布することはできません。
2. ライセンス認証
本製品をトライアル版として使用するには、トライアル版のプロダクトキーを使用してライセンス認証を行う必要があります。ライセンス認証の詳細については、「
ライセンス認証」を参照してください。
- トライアル版のプロダクトキーは、トライアル版のお申し込み時にお送りしたメールに記載されています。
- トライアル版のプロダクトキーは、1回のみライセンス認証に使用できます。入力されたプロダクトキーがすでに使用済みの場合は、エラーとなります。
- トライアル版にライセンス認証の解除手続きはありません。トライアル版のライセンスを他のコンピュータに移すことはできません。
- ハードディスクやCPUを交換した場合、使用期間内であっても、交換後にトライアル版は使用できなくなります。
3. トライアル版の使用期間
トライアル版は使用期間が定められており、お客様はこの使用期間内に限り本製品をトライアル版として使用できます。
トライアル版の使用期間が終了した場合は、製品版のライセンスへ切り替えてご利用いただくか、製品自体をアンインストールしてください。製品版への切り替えについては「4.製品版への切り替え」を参照してください。
- トライアル版の使用期間(使用可能日数)は、最初にコンポーネントを使用した日を含めて10日間です。コンポーネントを使用しない日は日数にカウントされません。ただし、15日間連続してコンポーネントを使用しない日があった場合、使用日数の合計が10日間を超えていなくても使用期間終了となります。また、使用期間中にコンピュータのシステム日付を過去の日付に戻した場合も使用期間終了となります。
- 以下の操作を行った場合、使用日数のカウントが行われます。
- コンポーネントをフォーム上に配置する
- コンポーネントが配置されたフォームを開く
- プロジェクトをビルドまたはリビルドする
- プロジェクトをデバッグ実行する
- デザイナを起動する
- 使用期間内にビルドしたアプリケーションは、ビルドした日から数えて10日間だけ実行できます。10日後以降、アプリケーションは実行できなくなります。また、使用期間終了後もプロジェクトのビルドは可能ですが、ビルドしたアプリケーションは実行できません。
4. 製品版への切り替え
「ライセンス認証マネージャー」を実行し、製品版のプロダクトキーを入力してライセンス認証を行うことにより、トライアル版から製品版へライセンスを切り替えることができます。製品版への切り替えは、トライアル版の使用期間内、使用期間終了後のどちらでも可能です。また切り替えの際に製品のアンインストールや再インストールは必要ありません。
■ 注記 ■
-
本製品のトライアル版から、Secure iNetSuite for .NET 4.0J(以下、iNetSuite)の製品版に切り替える場合は、本製品をアンインストールし、iNetSuiteのインストーラで製品をインストールしてライセンス認証を行ってください。
-
製品版にライセンスを切り替えた後は、必ずソリューション(プロジェクト)のリビルドを行ってください。これによりトライアル版のライセンス情報のキャッシュがクリアされ、プロジェクトに製品版のライセンスが付与されます。
5. 最新のトライアル版
弊社では、製品の品質向上のために、本トライアル版の作成後に製品の一部の内容を変更することがございます。最新のトライアル版をお求めの場合は、弊社Webサイトのダウンロードページをご利用ください。
ダウンロードページ http://www.grapecity.com/tools/downloads
6. ご意見・ご感想
本製品のトライアル版をご使用になられたご意見、ご感想を募集しております。弊社Webサイトのフィードバックフォームによりお寄せいただければ幸いです。
フィードバックフォーム http://www.grapecity.com/tools/feedback/
7. 製品版のお求めは
製品版のお求めについては、弊社営業部までどうぞお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ http://www.grapecity.com/tools/aboutus/contact
製品のユーザー様は、下記のサポートサービスを無償でご利用いただけます。
1. サービス内容
- E-mailサポート
製品についての技術的なご質問に、E-mailでお答えします。「E-mailサポート」ページからお問い合わせください。
■ 注記 ■
- E-mailサポートのご利用には、質問される製品のユーザー登録が必要です。事前に「ユーザー登録」ページからユーザー登録手続きを行ってください。
- ご利用にあたっては「テクニカルサポート利用規約」の内容もあわせてご確認ください。
- ナレッジベース
製品の仕様や便利な使い方、不具合などの情報を「ナレッジベース」ページ上で公開しています。
- 修正版のダウンロード
製品の不具合を修正した修正版、無償アップグレード版、追加サンプルやドキュメントなどを「アップデート」ページからダウンロードできます。
2. サポートサービスの提供期間
- 販売中の現行バージョン製品
製品を販売している限り継続。
- 販売を終了した旧バージョン製品
製品発売から36か月、もしくは販売終了から12か月のいずれか長い方の期間。
サポート期間終了後、E-mailサポートは利用できなくなります。また、ナレッジベースの更新や新規修正版の提供も終了します。
サービス内容の詳細は「
サポートポリシー」ページを、サポート期間の詳細は「
製品のサポート状況」ページをご覧ください。
本製品の更新内容をバージョンごとに解説します。項目名をクリックするとその内容が表示されます。
●2014年10月20日リリース(SP3)
Assembly Version : 4.2.1.19
File Version : 4.2.1.19
Download :
http://download.grapecity.com/Patches/dotnet/securemail4_sp3.zip
以下に、SP2からSP3への変更点について説明します。
主な変更点
対応環境追加
不具合の修正と機能改善
- [文書番号:37601] ConnectTimeoutプロパティが機能しない
- [文書番号:37604] Proxyの設定により応答不能になる場合がある
- [文書番号:37625] メールの件名(Subject)に空白文字が入る場合がある
●2014年6月25日リリース(SP2)
Assembly Version : 4.2.1.14
File Version : 4.2.1.14
Download :
http://download.grapecity.com/Patches/dotnet/securemail4_sp2.zip
以下に、SP1からSP2への変更点について説明します。
主な変更点
- 不具合の修正
- 機能の追加
- 仕様の変更
- 製品ヘルプの改訂
不具合の修正
- [文書番号:37383] メールの添付ファイルを取得できない場合がある
機能の追加
- Attachment.Directoryプロパティの追加
デコードされた添付ファイルの一時的な保存先を指定します。
- MailMessage.Clearメソッドの追加
MailMessageをデフォルト値に再初期化します。
- MailMessage.GetContentEncodingStreamメソッドの追加
メッセージコンテンツをエンコードするために使用されます。
- MailMessage.IsMimeプロパティの追加
MIMEエンコーディングの使用を制御する値を取得または設定します。
- Part.Disposeメソッドの追加
オブジェクトに関連付けられたすべてのリソースを解放します。
Partクラスを継承したAttachmentクラスとMailMessageクラスでもDisposeメソッドが使用できます。
Attachment.Dispose または MailMessage.Disposeを実行すると、一時フォルダに作成された添付ファイルの一時ファイルも削除されます。
- TcpSession.ConnectTimeoutプロパティの追加
TcpBase.Connect への呼び出しがタイムアウトするまでの時間(ミリ秒単位)を指定する値を取得または設定します。
- ImapMessageInfo列挙体 メンバの追加
ImapMessageInfo.Fast、ImapMessageInfo.Fullを追加しました。
仕様の変更
- 添付ファイルの一時保存フォルダの変更
デコードされた添付ファイルを、Attachment.Directoryプロパティで指定したフォルダに一時保存するように変更しました。
■ 注記 ■
- Attachment.Directoryプロパティのデフォルトは、アプリケーションの作業ディレクトリにある"Attachments"サブフォルダです。
<例> <アプリケーションの作業ディレクトリ>\Attachments
- アプリケーションで添付ファイルの保存先として同じ場所に"Attachments"フォルダを使用する場合は、必ずAttachment.Directoryプロパティに別の一時保存用のフォルダを設定して下さい。
- Attachment.Directoryプロパティはフルパスで設定して下さい。
- SmtpResult.Recipientsプロパティの戻り値の変更
MailAddressのコレクションからRecipientのリストに変更しました。
これに伴い、Recipientクラスと Responseクラスを追加しました。
製品ヘルプの改訂
- 「Medium信頼レベル環境へのアプリケーションの配置」トピックを追加
Medium信頼レベルの運用環境で使用する方法についての説明を追加しました。
●2013年11月7日リリース(SP1)
Assembly Version : 4.1.1.4
File Version : 4.1.1.4
Download :
http://download.grapecity.com/Patches/dotnet/securemail4_sp1.zip
以下に、初版からSP1への変更点について説明します。
主な変更点
対応環境追加
- Visual Studio 2013/.NET Framework 4.5.1
- Windows 8.1/Windows Server 2012 R2
- Internet Explorer 11
不具合の修正
- [文書番号:36691] 「Quoted-printable」でエンコードされたメールを受信した際に文字化けする場合がある
●2013年9月18日リリース(初版)
Assembly Version : 4.1.1.0
File Version : 4.1.1.0
Copyright © 2003-2014
GrapeCity inc. All rights reserved.
【商標および登録商標】
・Microsoft、Windows、Visual Studio、Visual Basicは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
・GrapeCity、PowerToolsはグレープシティ株式会社の登録商標です。
・Secure Mail、Secure iNetSuiteは米国Dart Communications社ならびにグレープシティ株式会社の商標です。
・SoftwareActivationはグレープシティ株式会社の商標です。
・その他記載されている製品名は各社の登録商標または商標です。
・「」マークまたは「®」マークの記載を省略している場合があります。