プロジェクトの他のメンバーとastahファイルを共有する方法を紹介します。
astahファイルを共有するには、画面の右上の「アップロード」アイコンをクリックしてください。astahファイルアップロードページが開きます。
アップロード先のプロジェクトと、アップロードするastahファイルを選択してアップロードボタンを押してください。
アップロードするastahファイルと同名のastahファイルが既に同じプロジェクト内に登録されていた場合は、上書きするか否かの確認ダイアログが表示されます。上書きを許可するとastahファイルは上書きされますが、コメントは対象の図が削除されていない限り残ります。
astahファイルのアップロード後、astahファイル一覧画面を再表示する事でアップロードしたastahファイルが一覧に表示されます。
一覧に表示されているastahファイルは、プロジェクトに参加している他のメンバーからも参照可能になっており、ダウンロードし、astah* UMLやastah* professionalで編集することが可能です。
設計情報(図)に対して、質問やアドバイスなどのコメントを付与し、設計情報の共有、洗練の過程をサポートします。
コメント付きの要素は、要素を移動するとコメントも連動して表示されます。
図やクラス、ユースケース、トピックなどのモデルの上にはコメントをつけることができます。
コメントをつけるには、コンテンツビューに開かれた図の上でダブルクリックします。コメントを編集したい場合は、編集したい対象コメントをクリックすると内容を編集できる状態になります。
コメントの背景色はコメント上部に表示されるカラーピッカーから指定したい色を選択することで変更できます。
これによって、例えばユーザー毎にコメントの色を変えて表示する、コメント内容の種類毎に色を変えて表示するといったようなことが可能になります。
有効に活用すると図上のコメントが誰のものなのか、またはどういった種類のコメントなのか把握しやすくなるでしょう。
コメント上部に表示される返信ボタンを選択して、コメントに対する返信のコメントをつけることができます。
コメントと返信コメントを使ってコミュニケーションを図り、モデルを洗練していく過程を履歴として管理することが可能になります。
コミュニケーションの結果はコメント一覧で確認します。
コメントが増えてくると図やコメント一覧がコメントで溢れてしまい、本来見たいはずの図やコメントが見えにくい状態になることがあります。
そのため、図だけを見たい場合はコメントを非表示に、特定のユーザーのコメントだけを見たい場合は他のユーザーのコメントを非表示にすることができます。
図の上部メニューからフィルターを選択するか、コメント一覧からフィルターを選択します。
紙ベースでのレビュー向けにコメントがついた図を印刷することができます。
印刷するには、図の上部メニューから印刷を選択します。
パーマリンクは、astah* shareの各コンテンツに割り振られたURLです。
ブラウザのアドレスにこのURLを指定することで、対応するコンテンツをダイレクトに表示できます。例えば、図にコメントを付けた後、取得したパーマリンクをメールで送信することで、メールの受信者はリンクをクリックするだけで該当の図やコメントを参照できます。
astah* share上の各ユーザーはプロジェクト毎にロール(役割)が割り当てられます。
割り当てられるロールによって、ユーザーが所属するプロジェクト内のリソースに対して可能な操作を制限できる、アクセスコントロール機能がastah* shareでは提供されています。
ユーザーにロールを割り当てるにはプロジェクト管理者でログインし、プロジェクト管理画面からユーザーにロールを設定するか、astah* share管理者でログインし、プロジェクト/ユーザー管理画面からロールを設定します。