起動/停止

astah* shareの起動

astah* shareの起動方法を解説します。

Windowsの場合

「startup.bat」をダブルクリックして実行してください。
「C:\」にastah* shareのアーカイブインストーラを展開した場合、ファイルは「C:\astah-share-2_4\startup.bat」にあります。
astah* shareが起動され、Tomcatのウィンドウが表示されます。Tomcatのウィンドウは閉じないでください。
次のようなメッセージが表示されるまでお待ちください。

2009/10/19 08:00:00 org.apache.catalina.startup.Catalina start
情報: Server startup in 12000 ms

Linuxの場合

「startup.sh」をエディタで開き、環境変数(DISPLAY, JAVA_HOME, PATH)をサーバー環境に合わせて設定します。
詳しくはインストール/アンインストールをご確認ください。
「startup.sh」を実行してください。
「/usr/local/」にastah* shareのアーカイブインストーラを展開した場合、ファイルは「/usr/local/astah-share-2_4/startup.sh」にあります。

astah* shareはアップロードされたastahファイルから画像情報を生成するために、JavaのAWT(Abstract Window Toolkit)を使用しています。そのため、astah* shareはX Window System(以下、Xサーバー)に接続されなければ機能できません。 astah* share起動ユーザーが、Xサーバー、または仮想Xサーバー(Xvfb, Xvnc等)を実行した状態でご使用いただくか、接続が許可されたXサーバーを利用してご使用ください。

astah* shareの停止

astah* shareの停止方法を解説します。

Windowsの場合

「shutdown.bat」をダブルクリックして実行してください。
astah* shareが停止され、Tomcatのウィンドウが閉じます。

Linuxの場合

「shutdown.sh」を実行してください。

Tomcat ポート番号設定

デフォルト状態では、astah* shareはTomcatのポート番号(7080)を使用します。
7080番ポートで他のソフトウェアが動作している場合は設定を変更する必要があります。
なお、他のソフトウェアが7080番ポートを使用している場合、下記のようなエラーがTomcatのウィンドウに表示されます。

致命的: エンドポイントを初期化中のエラーです
java.net.BindException: Address already in use: JVM_Bind:7080

確認するにはコマンドプロンプトを起動し、「netstat -an」と入力します。

C:\>netstat -an
アクティブな接続
プロトコルローカルアドレス外部アドレス状態
TCP 0.0.0.0:7080 0.0.0.0:0 LISTENING

7080番ポートの状態がLISTENINGであれば、7080番ポートが使用されています。
「server\conf\server.xml」をメモ帳などのエディタで開いてください。
67行目付近にある次の箇所を書き換えます。
空いているポート番号に変更してください。
以下の例では、7080から9080番に変更しています。

[編集前]

Connector port="7080" protocol="HTTP/1.1"
connectionTimeout="20000"
redirectPort="7443"/>

[編集後]

Connector port="9080" protocol="HTTP/1.1"
connectionTimeout="20000"
redirectPort="7443"/>

Tomcat SSL設定

astah* shareは初期状態ではSSLの設定がなされていません。
SSLを有効にするにはサーバー設定ファイル(server.xml)を以下の通り、コメントを外すように修正して下さい。
以下の設定例では7443ポートを使用してSSL接続を有効にしていますが、既にポートが使用されている場合は別なポートを指定してください。
SSL設定後はastah* shareの再起動が必要になります。
なお、TomcatのSSLに関する詳しい解説はApacheTomcat6.0 - SSL Configuration HOW-TOを参照してください。

[編集前]

[編集後]